令和元年度 全国警察剣道選手権大会　大会取材①

～警察剣道選手権大会とは～

5月31日（金）に放送した「全日本選抜剣道八段優勝大会」に続き、現場ディレクターの取材記事をＵＰしてきます！

■今年で６年目の放送！

「全国警察剣道選手権大会」は全国の警察官による剣道日本一を決める個人戦です。CSテレ朝チャンネル2では、平成26年度大会より毎年欠かさず放送しており、今年で6年目。日本代表に選出される多くの選手が出場しており、剣道好きにとっては見逃せません。

警察官といえば、日本剣道界を牽引していると言っても過言ではありません。全日本選手権で活躍する選手、歴代の優勝者の多くも警察官が占めています。この大会の出場選手は、全日本のおよそ２倍と試合数も多いため、全日本選手権で優勝するよりも難しいという呼び声も高いハイレベルな大会なのです。

さらに、警察剣道特有のルールも存在します。「警察官の仕事は真剣勝負同様、２度目はない」という理念により、時間無制限の一本勝負。近年個人戦では少ないのですが、足払いをしてもよいとされています。

■会場は警視庁武道館

毎年、柔道と剣道が同じ会場内で同時開催されているこの大会。例年は９月に日本武道館で開催されていましたが、東京オリンピックに向けた改修工事があるため、今年は時期をずらし、新木場にある警視庁術科センター内の警視庁武道館で開催されました。警察官たちが射撃、柔道、剣道、逮捕術など、武術各種を鍛えるための場所です。前年度ベスト8以上、全日本選手権ベスト8以上がシード選手、そして各都道府県警から推薦された男女最大２名ずつが集まりしのぎを削ります。

ちなみに、もともとは春に個人戦、秋に団体戦というスケジュールで開催されています。団体戦の「全国警察剣道大会」はCSテレ朝チャンネル2では２年前より放送していますが、今年は残念ながら武道館の改装工事等々のにより中止となりました。

警察官が各種武術を学ぶための施設、警視庁武道館

■4Kカメラを投入