今だから語れる、新日本プロレス激動の時代 蝶野正洋MC「オレの激闘!ベスト5」は秘話満載の120分1本勝負
レジェンドレスラーが「ワールドプロレスリング」の中から、自らのベストマッチ5試合を選び、“当時の心境” “思い出” “今だから話せること”など、試合映像を見ながら当時を振り返る特別番組。
それが、「ワールドプロレスリング オレの激闘!ベスト5」です。
この番組の見どころは、なんといってもMC蝶野正洋の物腰のやわらかさ。
毎回、レジェンドレスラーをトークゲストに迎える蝶野が、“黒のカリスマ”としてのしたたかさなのか、はたまたオーラなのか。癖の強いであろうゲストレスラーから、いとも簡単に当時の“秘話・ぶっちゃけトーク”を引き出してみせる姿が痛快なんです。
番組序盤。久々の再会を果たしたゲストと和やかな雰囲気で進む時間を制すると、いざ本番。ベスト5のエピソードトークでは、真摯な姿勢でレジェンドレスラーの本音を引き出してくれます。
しかし、それは蝶野本人が、すべてのレスラーに対するリスペクトがなせる妙技なのではないでしょうか。そんな彼のMC力が光る珠玉のエピソードを一つ、ここで紹介したいと思います。
“涙のカリスマ”大仁田厚をゲストに迎えた回では、99年4月10日“蝶野VS大仁田”ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチがランクイン。
自身初となる有刺鉄線試合。試合前に鉄線の尖り具合のエグさを見て「オレ、嫌だよ、もう帰る」とフロントに弱音を吐いていた面白エピソードを披露。一方の大仁田も、革ジャンを着て、煙草をくわえ格好よく入場したと思っていたのに、「(蝶野が)あそこでハマー(大型SUV車)で来るかよ。オレすっげー、チープじゃん!」と返し、お互いの笑いを誘ってみせてくれました。
さらに試合後、負けた大仁田の肩に革ジャンをさりげなくかけた印象的なシーンの理由を、大仁田に改めて問われると、
「新日本の中でストロングスタイルを守らなければいけない立場でレスラーとしていましたけど、自分も海外武者修行の時にいろんなプロレスを見て、客が入らないインディの会場でやったり。でも、それもプロレスだし。大仁田さんがやってるのを最初は理解できなかったですけど。でも、やっぱりそれもプロレスだし。ステージはそれぞれ団体によって違うけども、やっぱりレスラーが持ってる『レスラー魂』、何かのために闘ってる。俺は、そこはもう分かってましたんで。新日本の中の当時のレスラーたちが、ちょっと頭が固すぎる。プロレスラーはもっと幅広く、いろんなものができなきゃいけないと。そういうところで、俺は『一緒に共闘して広めていきたい』と。『よろしくお願いします』という意味がありました」と本音を熱く語ると、それに対して、大仁田も「本当にひとりぼっちだったんですよ、新日本に上がったとき。どこまでやれるかも分かんなかったし。ただ、あの肩に革ジャンをかけてくれた。あれはね、もう本当に何十年前ですけど、嬉しかったですね。」と、感動のエピソードの裏側を初めて披露してくれました。
そんな蝶野正洋MCと毎回ゲストが1対1で振り返るスペシャルトーク番組を
今回ゴールデンウィークに7選手一挙放送4日間計14時間でお届けします。
これまで語られることのなかったエピソードトークが満載です。ぜひお楽しみに!!
<一挙放送>
ザ・グレート・カブキ(初放送) ■4月29日(日・祝)よる8:00~
蝶野正洋/藤原喜明(2話連続) ■4月30日(月)午後4:40~
大仁田厚/武藤敬司(2話連続) ■5月2日(水)午後4:40~
天龍源一郎/前田日明(2話連続) ■5月3日(木・祝)午後4:40~
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