【ch2】「競泳ジャパンオープン2021」今日の見どころ -最終日-

 

6/6(日):最終日

■女子100mバタフライ
池江璃花子 最も得意とする100mバタフライで再び優勝なるか!?

日本選手権で3年ぶりの優勝(57秒77)を果たしメドレーリレーの派遣標準記録も突破!五輪代表に内定し、レース後涙を流しながら『自分がどんなに辛くてしんどくても努力は報われる』と話した池江の姿はまだ記憶に新しい。
療養からの復帰後この種目初レースとなった2月の東京都OPから日本選手権まで2か月で縮めたタイムはなんと1秒67!それでも復帰後『まだ1回しか優勝していないことに若干の不安』を感じているという。
日本選手権からおよそ2か月。池江はどんなレースを見せるのか。タイム、そして本人の言葉にも注目したい。

■男子100mバタフライ
五輪&世界水泳を通じて日本勢初のメダル獲得へ 50秒台入りを目指す2人のスイマー!

しなやかな足から繰り出すドルフィンキックを武器に序盤から頭一つ抜け出す“前半逃げ切り型”の川本武史(25)。
日本選手権準決勝では51秒00の日本タイ記録をマーク!リオ五輪銀メダルを上回る好タイムを叩き出した。課題は後半の失速。前半をいかに楽にそして速く入り、後半へ余力を残せるかが勝敗を分ける。

一方、ラスト15mで驚異のスピードをみせ相手を抜く“後半追い上げ型”を持ち味にするのが水沼尚輝(24)。
鍛え上げられた太もも、30cmの大きな足で強力な推進力を生む水沼だが、課題は前半のスピードにあった。これを改善すべく「2分の1呼吸」を採用。これまで前半50mは掻くたびに毎回呼吸をしていたが、2掻きに1回に減らした。すると日本選手権決勝では50mを自己最速(23秒85)で折り返し、自己ベスト(51秒03)で五輪代表に内定。これもリオ五輪銀メダルを上回る好タイムだった。前回は水沼が1位、川本が2位となったが今大会では果たしてどうなるか。

■男子200m平泳ぎ
東京五輪金メダル候補 佐藤翔馬(20)世界新記録へ その現在地は?

日本選手権で世界歴代2位2分6秒40(世界新まで0.28秒)をマークした佐藤の記録更新に期待がかかる。本番に向け、150mまでに他を突き放す泳ぎをイメージしており、100mを59秒台で入るか否かも注目ポイント。さらに五輪直前までとっておいたと話す“高地トレーニング”を日本選手権直後に実施!筋肉2kg脂肪1kg増加し、体重は77キロに。本人も水着のサイズをひとつ上げようかと考えるほど、太もも周りや胸の筋肉が増えたという“高地トレーニング”の効果が200mではどのように現れるか?

その佐藤と共に五輪初出場を決めたのが武良竜也(24)。かつて企業のテレアポや梱包作業のアルバイトをして生計を立てていた苦労人が、日本選手権で佐藤と渡辺一平の2強に割って入って2位。代表権を勝ち取った。世界で戦う上で課題として挙げられるのは前半のスピード。前半から突っ込んでいく佐藤に引き離されずに得意の後半でグングン加速し相手を抜くレースパターンに持っていきたい。なお、選考会で3位となった渡辺一平は今大会エントリーしていない。
世界ランキング
(現在2分6秒台を出しているのは下記5名)

①チュプコフ(ロシア)           
2分06秒12
(2019年7月 世界水泳韓国)
②佐藤翔馬                 
2分06秒40
(2021年4月 日本選手権)
③渡辺一平    
2分06秒67
(2017年1月 北島康介杯)
④ウィルソン(オーストラリア) 
2分06秒67
(2019年7月 世界水泳韓国 準決勝)
⑤カミンガ(オランダ)               
2分06秒85
(2020年12月Rotterdam Qualification Meet)

 

競泳ジャパンオープン2021
テレ朝チャンネル1/最終日>
■6月6日(日) 午後4:30~
【生中継】
テレ朝チャンネル2/最終日>
■6月6日(日) よる8:00~
【録画】

 

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